猫がペットシーツから砂トイレへ移行できた方法|シーツでしか用を足せなかったうちの子の記録
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ペットシーツでしかトイレをしてくれない。 砂でしてほしいのに、砂だと逃げてしまう。
うちの子たちが、まさにそうでした。 以前の記事でも触れましたが、迎えた当初はペットシーツでしか用が足せない子たちでした。
この記事は、そのうちの子たちが砂(システムトイレ)でトイレできるようになるまでの記録です。 砂からシーツに変える話はよく見かけますが、逆のパターンは当時見つけられませんでした。 同じ状況で困っている飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
結論:シーツを砂の上に敷いて、少しずつ小さくしていく
先に、うまくいったやり方を書きます。
- 新しいトイレに砂を入れず、シーツだけ敷く(ここがトイレだと覚えてもらう)
- 同時に、いつものトイレはシーツの下に少しずつ砂を入れ、量を増やしていく
- トイレの底が全部砂になるまで徐々に増やしたら、システムトイレの砂の上にシーツを敷いた状態にする。このとき元のトイレは、シーツの上に砂を敷いた状態にしておく。元のトイレで用を足すときも砂に触れられるように。
- シーツの大きさを2日ずつ小さくしていく(全体 → 2/3 → 半分 → 1/4 → なし)
- システムトイレで用を足すようになったら、元のトイレを少しずつ減らす(いきなりゼロにはしない)
最初のステップから数えると、全部で3週間くらいかかりました。
ただし大事な前提があります。 合う砂の種類とサイズは、猫によって本当に違いました。 固まる砂で失敗し、システムトイレの砂に落ち着くまで、けっこう回り道をしています。
なぜ砂に変えたかったか
飼い主側の都合で申し訳ないのですが、シーツにはいくつか不都合がありました。
- 1回ごとに換えないといけない
- する前に砂掻き(砂をかく仕草)をされると、シーツがぐちゃぐちゃになる
- そのせいで本体に尿がはみ出し、拭くのにまたシーツを使う
とにかくシーツの消費が激しい。 できれば砂でしてほしいと思うようになりました。
うちの子たちは夜中にトイレをすることがほとんどです。 夜中に起こされずに済むように、という理由もありました。 トイレの数を増やす手もありましたが、そのたびに全部を見て回るのは大変ですし、猫たちが落ち着ける置き場所の確保も難しかったので断念しました。
失敗①:固まる砂は「沈む感覚」が苦手だった
迎えるときにシステムトイレは用意していました。 ただ「システムトイレより、固まる鉱物系の砂のほうが好まれることが多い」と聞いたので、まずは鉱物系の固まる砂から試すことにしました。
結果はダメ。 足が砂に沈む感覚が好きではなかったようです。 抱っこでトイレの上にそっと置いてみても、逃げるように飛び出してしまいました。
紙系の固まる砂も試しましたが、これも同じ。 やはり、沈む感覚が苦手そうでした。
失敗②:小さすぎる砂は肉球に挟まって嫌がる
思い切って、システムトイレ用の砂に切り替えました。 木系・鉱物系を、粒のサイズを変えながらいろいろ試しています。
ここで意外だったのは、小さすぎる砂は肉球に挟まるので嫌がったことです。
猫の砂は小さいほうが好まれる、とよく言われます。 なので一番小さいサイズが正解だと思っていましたが、うちの子たちは違いました。 一番小さい粒はやめて、真ん中のサイズと大きめのサイズで試すことにしました。
うまくいったやり方:シーツを少しずつ小さくする
砂そのものには慣れてもらいたい。でも、いきなり砂の上では用を足してくれない。 そこで、間を取る方法を試しました。
まずは「ここがトイレ」と覚えてもらう
いきなり砂を入れるのではなく、新しいトイレに砂を入れず、シーツだけを敷くところから始めました。 まずはそこがトイレだと認識してもらうのが大事だと思ったからです。
それと同時に、いつもペットシーツのトイレとして使っている本体のほうは、シーツの下に少しだけ砂を入れることから始めました。 そこから砂の量を少しずつ増やしていき、最終的にトイレの底が全部砂になるまで持っていきます。 砂の存在に、無理なく慣れてもらう狙いです。
シーツを2日ずつ小さくしていく
元のトイレの底が全部砂になったら、いよいよ本番です。
ここからがシステムトイレへの移行です。 システムトイレに砂を入れ、その上にいつものペットシーツを敷いた状態にしました。
このとき、元のトイレのほうはシーツの上に砂を敷いた状態に変えておきます。 元のトイレで用を足すときにも、砂に触れられるようにするためです。
これでトイレを我慢する素振りがなければ、あとはシーツの大きさを2日ずつ小さくしていくだけ。
| 期間の目安 | シーツの大きさ |
|---|---|
| 最初の2日 | トイレ全体 |
| 次の2日 | トイレの2/3くらい |
| 次の2日 | トイレの半分 |
| 次の2日 | トイレの1/4くらい |
| そのあと | シーツなし |
ちゃんとトイレをしてくれていることを確認しつつ、シーツの面積を少しずつ減らしていき、この最後のステップは1週間半ほどで卒業できました。 最初のステップから通算すると、全部で3週間くらいです。
意外だったのは、想像よりずっとすんなり進んだこと。 賢い子たちだなと感心しました。

写真で前足をトイレのふちにかけているのは、ルチのスタイルです。 ルチはどんなトイレでも足をかけていましたし、一時預かりさんのお宅でもそうだったそうです。
元のトイレは、様子を見ながら減らす
システムトイレで用を足してくれるようになってから、元のトイレを少しずつ減らしていきました。 急に元のトイレをなくすと、トイレを我慢してしまうかもしれません。 いきなりゼロにはせず、砂にした元のトイレを1つだけ残しておきました。 シーツなしのシステムトイレで用を足してくれるようになってから、1週間ほど様子を見て片づけました。
落ち着いた砂は、2匹で別々だった
どの砂が好みか探るために、システムトイレは3つ用意しました。 それぞれに、違うサイズや種類の砂を入れています。 どれを選ぶか見ていくと、2匹で選んだ砂が分かれました。 やはりこの辺りは猫によって好みがあるようです。

- ルチ … ニャンとも清潔トイレの木系チップ(小さめの粒)
- ヴィー … デオトイレの鉱物系サンド(大きめの粒)
移行にかかった日数は、2匹ともだいたい同じくらいでした。 ただ、ヴィーはもともと仕方なくシステムトイレでもしてくれる子だったので、実際はヴィーのほうが早かったのだと思います。
ルチが選んだ砂:ニャンとも清潔トイレ(木系・小さめ)
ヴィーが選んだ砂:デオトイレ(鉱物系・大きめ)
移行のときの気づきと反省
やってみて分かった、ちょっとした気づきと反省です。
- 固まる砂が合わない子もいると知った。 うちの子は沈む感覚が苦手で、システムトイレの砂に助けられた
- 砂は小さければいい、とは限らなかった。 肉球に挟まるのを嫌がり、真ん中〜大きめが合った
- シーツを一気に外そうとして、失敗しかけた。 2日ずつ減らすほうがうまくいった
- 抱っこで無理に乗せたのは反省。 逃げてしまい、逆効果だった
まとめ
シーツでしか用を足せなかったうちの子たちも、砂トイレに移行できました。
ポイントは3つだと思います。
- 固まる砂がダメでも、システムトイレの砂なら受け入れることがある
- 砂のサイズは、小さすぎず「真ん中〜大きめ」も試す
- まず「ここがトイレ」と覚えてもらい、シーツを2日ずつ小さくして砂に慣らす
猫によって好みは本当にバラバラなので、これが正解とは言いません。 それでも、同じように「シーツから砂へ」で悩んでいる人に、「うちはこうだった」という一例として届けば嬉しいです。